福島第一原発事故から学ぶ

福島第一原発事故から学ぶ 3

福島第一原発事故以来、大きく広がった原発反対の声。

先ごろ、関西電力が原子力発電所のストレステストの結果を
経済産業省に報告し、地元自治体への説明に訪れましたが、
地元自治体、副知事から、その内容に対する疑問が提示され、
休止中の原発の再稼動は、認められませんでした。
この流れは、日本全国の原発へと波及することは間違いないところだと思います。

さて、前回考えました、電力行政の中で、
今回のストレステストの結果を受けて、出された地元自治体の“No”の回答に対して
所管官庁である経済産業省は、どのような動きをみせるでしょうか?

電力の安定供給の大義名分のもとに、
補助金の上乗せなどで、地元自治体の頬を札束で叩いて、
原発運転再開へとごり押しするのでしょうか?

さて今回は、脱原発の観点から、小さな発電を考えてみたいと思います。

みなさんは、小さな発電と聞かれて、どのような発電方法を思い浮かべますか?

自宅やビルなどに設置した太陽光発電ですか?

それよりは、少し大規模ですが、大きな風車を利用した風力発電ですか?


今回、電気工事士が考えているのは、
そのどちらでもありません。

確かに、自宅やビルに設置された太陽光発電や少し大掛かりな風力発電もいいですが、
やはり電力の安定供給とゆう点では、まだまだ課題が多いのが現状です。

太陽光発電で、大きな発電量を得ようとすると、
広大な土地に、膨大な太陽光パネルの設置が必要となり、
そのコストも大変大きな負担となってしまうのが問題です。

風力発電にしても、山の上や海辺など、
立地条件の厳しいところへの設置が基本となりますから
建設コストや送電にかかるコストなどを考えれば、
発電能力のわりに、かなり割高なものとなってしまいます。

そこで、今回考えているのが、
東京都が建設を計画している、天然ガス発電所です。

東京都が、東京電力とはまったく別の、
東京都運営の天然ガス発電所建設プランを打ち出したのには、
前回考えた、電力行政の改革とゆう一面も持っているんです。

当然、東京都運営ですから、これまでの電力行政のままだと、
いったん東京電力に発電した電気を買い取らせ、
それから各家庭や企業へ送電されることになりますが
東京都は、そうではなく発電した電気を直接需要家へ
販売することを考えているのです。

一般需要家は、東京電力の電気を使うのか、
東京都が発電した電気を使うのか選択でき、
より安い電気を安定的に受けることができるようになるのです。

この考えを、もう少し規模を縮小して、
各自治体レベルで考えれば、小規模な天然ガス発電所を建設すれば、
地域発電が実現し、地元住民が地産地消で電力を利用することが出来、
まさに地元密着の自分達の発電所となる事で、
各個人の電気に対する考え方も変わってくることは間違いないでしょう。

この天然ガス発電は、これまでの石油を使ったものとは違い、
一つのエネルギーで二度発電する、言わば“ハイブリッド発電”なのです。
そのため、建設用地が小さく、Co2排出量も低く抑えることができるため、
環境面を考えても、非常に優れた発電方法だといえるのです。

ここで簡単な解説図を交えて、
天然ガスハイブリッド発電について説明しておきましょう。

ハイブリッド発電.gif

ご覧いただいたように、
天然ガスを燃やすことにより、ガスタービンにてまず発電し、
その廃熱を利用して水を沸騰させ、その蒸気を利用して
蒸気タービンによって、二度目の発電を行いますから、
一粒で二度美味しい発電方法なのです。

そして、さらに将来を考えた時、
日本の近海には、メタンハイドレートとゆう、
メタンガスの氷が膨大な量埋蔵されていることを考えれば、
その掘削が実現すれば、少しの設備変更で、
そのメタンハイドレートによる発電が可能となり、
より発電コストが下がることは間違いありません。

さらに、このハイブリッド発電とメタンハイドレートを組み合わせ
海外へ輸出すれば、新たな大きな産業となることもまぎれもない事実です。

しかし、現在の政府も政治家も官僚も、まったくこんな考えはもってなく、
現行の制度と体制を維持することに
躍起になっているようにしか見えないのが残念です。

一地域一発電所を実現すれば、
その恩恵は、地域住民のものとなり、
電源開発促進税なる、無駄な特別会計の税金もなくなることに繋がり、
不必要な独立行政法人の解体にも繋がります。

いかがでしょうか、みなさんも真剣に考えて、
今の電力行政の転換を図っていきましょう。
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