電気工事士の必需品

漏電などのチェックに欠かせない絶縁抵抗計

電気工事で行う測定の中でも、大切な絶縁抵抗測定ですが、
その際に用いるのが、ここで紹介する絶縁抵抗計です。

屋内配線作業などが終わっても、
配線した電路で、トラブルがある場合、
そのまま、送電してしまっては、
漏電や短絡などの危険がありますよね。

このような、電気的事故を未然に防ぐためにも
絶縁抵抗値の測定は、非常に重要なんですよ。

そんな絶縁抵抗計の基本的な使い方をご紹介しますので
みなさんの日々の電気工事に活用してください。

冒頭で紹介したように、
電気工事を行った建物への電気の供給を始める前に
各回路の絶縁抵抗値を測定することは、
電気工事士にとって、とても大切な作業です。

仮に、回路のどこかで、ケーブル被覆が剥がれていて
建物の鉄部などに触れていたとすると、
その漏れ出た電気は、建物全体に流れることになり
感電事故などの原因となってしまいます。

また、片線だけでなく、2線以上が触れている場合には、
短絡などを起こし、電気そのものの送電ができません(>_<;)
建物が仕上がってからでは、
その改修作業には、多大な時間とコストが掛かり、
お客様や建築会社からの信頼をなくすことにも成りかねず、
結果的に、その後の受注にも影響することでしょう。

それでも、一部の電気工事士さんの中には、
「漏電ブレーカーを取付けているんだから大丈夫だ」
と安易に考えている方もおられるようですが、
私は、この考え方には、賛同できません┐( ̄ヘ ̄)┌

電気工事士の負っている社会的責任の重さを考えても
安全に安全を重ねて、電気事故を根絶することが求められており
安易な考え方で、大切な絶縁抵抗測定を疎かにすることは、
あってはならないことだと考えています。

こんなことは、電気工事士免状取得のために、
さまざまな法令などを勉強なさったみなさんならお解かりですよね。

このように大切な絶縁抵抗測定ですから、
その測定に用いる絶縁抵抗計も、
規格に合格した、信頼できるものを用いるのは勿論のこと
使用前の点検にも気を配らなくてはなりません。

測定を行ったとしても、
故障などしているようなもので測定しても
それは、測定を行っていないのと同じですからね。

また、測定方法も、適切に絶縁抵抗計を使用しなくては
意味がありませんので、
ここでその基本的な測定方法を紹介しておきましょう。

まず、絶縁抵抗計をご覧ください。



ご覧いただいている絶縁抵抗計は、
今、実際に私が使っているものです。

以前は、アナログの絶縁抵抗計を使用していましたが、
昨今の電気に求められる精度を考えて、
デジタル式のものに買い替えたものです。

もちろん、アナログ式のものでも、問題はありませんから
現在、アナログ式のものを使用されているのであれば、
あえて、デジタル絶縁抵抗計に買い換える必要はありません。

さて、絶縁抵抗計の基本的な使い方ですが、
リード側をアース端子に繋ぎ、
測定側で各回路の測定を行います。

通常、分電盤、配電盤、キューピクル、電気室などの電気設備には、
使用する電気の種類によって規定された接地工事が施され、
そのアース端子が設けられているものです。

これは、電気工事としては、至極当たり前の工事であり、
このような接地工事が行われていないものは、
不良工事だと言わざるおえません。

ですから、絶縁抵抗測定時には、
各電気設備に設けられている接地極を利用するのが一般的なのです。

しかし、中には、アース端子に接地線が接続されておらず、
形だけのものも見受けられます。

このような時、みなさんはどうされますか?


絶縁抵抗を測定するために、
アース棒を打込むなどして、規定の接地抵抗を得て、
それから絶縁抵抗を測定されますか?

または、地中に打込まれた、鉄筋や鉄骨などの構造物を利用しますか?


いずれも、間違いではありません。
しかし、いずれの方法も、手間が掛かり、
無駄な時間を浪費することになってしまいますよね・・・


そんな時、私は、分電盤などに接続されている
幹線ケーブルを利用します。

幹線ケーブルが繋がっているのは、
電力会社から電気を供給する、電柱などですよね。

当然、電柱には、
その地域に必要な電力を賄うためのトランスが設置されています。
トランスには、必ずB種接地工事が施されています。

このB種接地を利用することで、無駄な作業を行わずとも、
簡単に絶縁抵抗を測定することができます。

つまり、中性極にリードを繋ぎ、各回路を測定すれば、
絶縁抵抗を測定することができるのです。

これなら、どんなところでも簡単に絶縁抵抗の測定ができるでしょ^^

このように、より簡単に確実な絶縁抵抗の測定方法を覚えておくことで
みなさんが行う電気工事をより効率的に行い、
尚且つ、安全を担保することができますから、
どのような電気工事であっても、
絶縁抵抗の測定を省くようなことはしないでくださいねm(_ _)m

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